2022年度の狂犬病予防注射がスタートしました。

狂犬病ワクチンは、人と犬の共通感染症である狂犬病を予防するためのものです。

法律によって、犬に1年に1回の接種が義務付けられています。

日本では狂犬病ウイルスに感染する可能性はほとんどありません。

そのため、子犬の場合は、混合ワクチン終了後に狂犬病予防接種を行います。

狂犬病の予防接種は、できるだけ4月～6月に接種するようにとされています。

体調不良の子や子犬で時期が合わない場合は、その他の期間でも接種できます。

 

狂犬病予防接種後に、新規登録・鑑札（初年度のみ）発行や済票（1年に1回）発行をその場ででき、お持ち帰りいただけます（町田市内在住の方のみ）。

 

狂犬病予防接種は、注射は3,050円（税別）、済票は550円（税込み）（町田市）となります。

狂犬病予防接種とフィラリア検査、血液検査は同日にできます。

 

＜混合ワクチンとの接種間隔について＞

★混合ワクチンを接種後、3週間以上あけてから、狂犬病予防接種ができます。

★先に狂犬病予防接種を済ませた場合は、1週間後に混合ワクチンが接種いただけます。

 

＜体調が悪く狂犬病予防接種が受けられない場合＞

★獣医師の判断で狂犬病予防接種が猶予できる場合があります。

　→当院から直接町田保健所に猶予届を提出します。町田市は一生猶予と1年猶予があります。

 

＜海外へワンちゃん（猫ちゃん）を連れて渡航予定の方へ＞

ワンちゃんを海外へ連れていく場合は、事前に狂犬病ウイルスに対する抗体価検査が必要な国が多くあります。

渡航予定の国の大使館へ必要なことをお問い合わせください。

渡航先の国によりますが、6か月以上前に手続きが必要な場合もあります。

日程に余裕をもってお手続きをお願いいたします。

渡航に必要な書類や狂犬病の抗体価検査（猫も含む）を行っています。

ご希望の方は、事前にお問い合わせください。