ワンちゃんのやらなくてはならないワクチンは、2種類あります。

　①混合ワクチン　②狂犬病ワクチン

混合ワクチンは、日本で暮らしていく上で感染する可能性がある感染症に対して免疫を付けるためのものです。

狂犬病ワクチンは、日本においては、感染リスクはほとんどありません。

しかしながら、狂犬病は人と犬と両方が感染する可能性があるものなので、法律でワンちゃんへの

ワクチン接種が義務付けられています。

当院では6種、8種、10種混合ワクチンを接種いただけます。

草むらや自然豊かなところへ多く行かれる場合は、8種か10種混合ワクチンをお勧めしています。

ほとんどお外に出ないワンちゃんやおうちの周りを少しだけお散歩するという場合は、6種混合ワクチンをお勧めしています。

＜ワクチンアレルギーのあるワンちゃんへ＞

●ワクチン接種前にアレルギー症状防止の薬を注射後に、ワクチン接種を行っています。

●アレルギー防止のお薬をやってもアレルギー症状が出る場合や具合が悪くなる子は、採血をして、抗体検査を行います。

　抗体検査の結果が数日ででます。

　　十分な抗体量がない場合：ワクチン接種が推奨されます。アレルギー症状防止の薬を注射後に接種します。

　　抗体量が十分な場合：1年に1回抗体量を検査していきます。